この章では、日本への帰国に際しての各種のノウハウを記述しています。
米国内の転居と同様に、受け持ちの郵便局(ZIP code 毎)へ行って 備え付けの転居届をもらい、郵便を転送してもらいたい住所と, いつから転送希望かを記入して、郵便局に提出(郵送可)します。 日本への転送は、First Class Mailのみ1年間行なわれます。 雑誌などは転送されません。
一般に帰国直後は最後の電話・電気などの支払いや 保険・アパートのDepositなどの払い戻しがあるので、しばらく Checking Account を残しておくと便利です。Mellon Bankの場合、 米国内の転居と同様に窓口で手続きをすれば日本への 住所変更が可能です。statementを毎月日本へ郵送してくれます。 Smart Accountから、Checkを切れるだけの最低限のAccountに変更するのであ れば、変更手続きと同時に転居の手続きが出来ます(ちなみに、SmartAccount を閉じる前に Travelers checkが必要な人は購入しておくと手数料がお得)。 いよいよ口座を閉じる時は,日本からその旨を手紙に書いてサインを して送れば,全額をチェックで送ってくれます。
Customer Survice に電話をし、Disconnectの日時を指定すれば解約できます。 ただし、3月31日にアパートを出るのでその朝まで使いたい時は4月1日とする 必要があります。3月31日に指定すると、3月30日の夜12時以降使用できなく なります。また,最後の請求書処理を誰かに頼む場合は,それも伝えておく 必要があります。
Customer Survice に電話をし、Disconnectの日時を指定すれば解約できます。 日本に帰るから解約する,と言えばアメリカで誰か連絡がとれる人を 教えろと言ってきますので,その人あてに最後の請求書が送られてくる ことになってます。また,A/B 切り替えスイッチは返さなくてもいいようですし, それでお金をとられることはありません。
Customer Survice に電話をし、Disconnectの日時を指定すれば解約できます。 アパートによっては全部アパート側が処理してくれるところ(Amberson Plazaなど) があります。で,最後の請求書は誰宛てに送ってくれとか言えばいいと思います。
Kaufmann Card と horne's Card は店内のCustomer ServiceでCloseしたいと申し出 れば、その場で書類にサインするだけ。JC Penny は店内のCustomer Serviceに申し 出ると専用の電話から必要事項を担当者に言うだけ。 DC card のMaster は日本国内のCustomer Service に電話をするだけでOK。 ただし、日本国内での紛失にともなう再発行などが出来ないため、帰国後は原 則として更新できません。
保険会社にcancelの日時と住所を明記した手紙をおくるとrefundのcheckが 送られてきます。
User登録のあるもの(例えばソフト、ハードの購入など)については、住所変 更または送付停止を手紙でCustomer Service あてに送付します。
Weztel(?)の場合、あらかじめ返しに行く日時を電話で予約しておき、 車とregistration card を持参すればその場で手続きができました。 後日、refundが送られてきます。
アパートの掃除が面倒な人はメードサービスを呼ぶと良いです。 Yellow Pageで探すか、アパートのマネージャに聞くと教えてくれると思います。 だいたい$100くらい。
車を返却、売却してからアパートの近くでレンタカーを借りると便利です。 Airportで乗り捨てができ、Taxiよりいいと思います。
引越しは日通などの引越し業者に頼むケースと、Mailboxや郵便局・宅急便業者 などに持ち込むケースがあります。日系の引越し業者でピッツバーグに支店を 持つのは日通のみなので、企業から来られた方は日通を利用するケースが多い ようです。これにも船便と航空便があり、船便で50日程度、航空便で14日程度 で受けとれるようです(あいだに正月やアメリカの休日をはさむとさらに延びる)。 日通の場合、下見とか交渉は日本人が応対してくれますが、実際に梱包やら 搬出をする時はアメリカ人のスタッフもやって来ます。アメリカ人の中には 丁寧に靴をぬいで部屋に入ってくる人もいますが,ほとんどは土足でした。 ビデオテープに関しては明けられる可能性が高いので、やはり危ないものは hand carry にしたほうがいいでしょう(吉村氏談)。packing list 作りは 大変なので,早目に手をつけられることをお勧めします。それから梱包は 自分でやっても,ワレモノとかは本職の人がチェックをしてやり直しますので、 日通さんに梱包を任せたほうが無難でしょう。パッキンには書籍用・ 食器用・衣類用・着物用・ゴルフバッグ用!などがあり、事前の打合せ時に あらかじめもらうことができます。それから日通によると、最後の半年で 購入したものは、関税の対象になるそうです(ただし一人20万円までは非課税)。 多額のものは半年以上前に購入して使用した形跡を残すといいでしょう。 そして最も大事なことは、日本入国時に別送品申告書を必ず提出することです。 これを忘れると通常の輸入扱いとなり関税がかかります。その別送品申告書に 記入する荷物の個数は多く記入するのは構わないそうです。そうすれば、 半年以内であればあとから送ってもらったり通信販売で購入した荷物を別送品 扱いで受けとることが出来るそうです。 それから日本に比べてとくに安い米は100kgまで持ち込めるそうです。